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大池積雪情報



2月28日(火)
本日の積雪量

今日もひんやりとした冷たさを感じる1日でしたが、昨日積った雪はすっかり融けてしまいました。屋根の上の雪もご覧の通りあともう少しで全て融けそうな状態。春が近づいてきて森全体で土の匂いが漂いまじめました。銀世界の後で感じるこの匂いは1年の内で1番心地よく気持ちが弾んできます。今日の積雪も「3m18cm」と上々です。さて、市から借り受けたユンボ氏の最終日となった今日は、来日する舞踊団が宿泊する家への道の除雪に活躍してくれました。



2月27日(月)
本日の積雪量

今日は久しぶりに雪が舞い降りてきました。春へ向かってどこか意気揚々としているように感じられる森はうっすらと雪のベールに包まれています。風によってグランドに落ちていた木の小さな枝や葉っぱ、実などが雪に覆われて、再び冬の真っ白な銀世界が姿を現しました。今日の降雪量は「5cm」、積雪は「3m22cm」でした。さて、いよいよマニプリ舞踊団のみなさんが来日する日が近づいてまいりました。まだまだ雪の多く残る大池へ訪れたら驚かれるのではないでしょうか。



2月26日(日)
本日の積雪量

今日は晴れたり雨になったりを繰り返す不安定な1日となりました。今日の積雪は「3m30cm」でした。
さて、館長の運転する緑のユンボ氏と、除雪をしてくださっている扇屋さんの運転するブルドーザー氏で毎日続いている道割り作業。今日はなんと本村にあるおばさんの家の一歩手前まで進みました!これで、この一冬町を下りらざるを得なかった方達が戻って来れるようになります!勿論この方の家の向かい側にある美術館の倉庫にも車で行けるようになります!



2月25日(土)
本日の積雪量

気持ちのよいお天気となりました。背中で焼けるような太陽の光を浴びながら…月見亭でデスクワークをしていると、本当に春が近づいてきたのだと実感します。月見台から見える大池の池の向かい側で雪崩がいくつも起きています。写真の雪崩の先は池に入らんばかりの状態で、大きな盛り上がりを見せていました。そんな雪崩の近くをウサギが歩き回った足跡があり、大丈夫だったのだろうかと心配になりました。さて今日の積雪は「3m30cm」でした。



2月24日(金)
本日の積雪量

雨の降った後で、美術館のグランドの雪原は「ズボッ」と足のとられる程表面の雪が柔らかくなっていました。それでも雪の降りしきる中毎日積雪を計りに行ってきた時に比べれば、随分と歩き易くなっています。今日の積雪は「3m33cm」でした。
さて、市より借り受けた緑のユンボ氏が赤倉へ行く日が着々と近づいてきています。館長は毎日いつにもましてハードにユンボ氏に乗り込んでいます。そして、悲しい事に我らがユンボ君は遂に起動不可能な状態になりました。何でもアームのパーツを取り替えなければならないとか。どうなってしまうのか?!ユンボ君!



2月23日(木)

今日は一日安定しない天候で、全体的にどんよりした空模様でした。今日の積雪量は「3m37cm」でした。さて、昨日お伝えしたように、今日はワルリー画の描き手サダシさんとゴルカナさん、そしてテラコッタ陶工ララさんが帰国の為大池を出発しました。出発時間に限って雨が降りだして、なんだか大池の空も寂しいご様子。彼らが出発すると大池は急に静かになってしまいました。しかし、そんな思いもぐっと飲み込み、雪庇落とし&道割り作業が続きます。Mnの命綱ベルトが光って見えます。



2月22日(水)

晴れの日が続き、道脇の雪壁から雪融けの滴る音があちこちで聞こえてきます。今日の降雪量は「0cm」積雪「3m40cm」でした。天気がよくぐんぐんと雪が融けると思いきや…昨日から2cmしか積雪が変わっていないという事実。今迄にたんとしぼんで固くなったからでしょうか。さて、引き続き今日も雪庇落としを行いました。もちろん、今日は命綱つき!インドからのアーティスト3名は今日が帰国前最後の仕事となりました。終わった後はお別れ会。



2月21日(火)

昨日降った雪も朝になると熔けていました。  雪が堅くなったからでしょうか、今朝は大池の池の上を横切ったウサギとキツネの足跡がありました。足跡がたくさんあるのにこの冬まだ一度も会えないRです。今日の降雪量は「0cm」積雪「3m42cm」でした。さて、今日は緑のユンボ氏とともに雪庇落としに取りかかった雪掘り隊。思っていたよりも雪がざらざらで足場が滑るので、途中で断念。明日は命綱をつけななければ!ばりばり働くユンボ氏、夜も一人で続け遂に道路の地面までたどり着きました。



2月20日(月)

今日は夕立に見舞われ、その後雪となりました。ユンボ君があけてしまった美術館の屋根修理をしている時に、突如降り出した雨。修理後は大慌てで館内の作品カバーかけ。いままでは雪の衣が穴を守っていてくれただけに…少々複雑な思いです。今日の降雪量は「0cm」積雪「3m42cm」でした。大分雪が固くなりもう少しで「しみ渡り」ができるようになりそうです。さて、緑のユンボ氏がいよいよ難関の雪庇落としを開始!崖に落ちないよう気をつけてください。。。



2月19日(日)

3夜連続で月が顔を出しました。粉雪が木々に残っている夜の闇に雪の反射と輝く星、立体の月が加わると「ふわぁ〜」と幻想的な世界が広がります。美術館の目玉と言われる「立体の月」が見られる夜は心がうずいてきます。雪まつり日和だった今日の降雪量は「0cm」積雪「3m44cm」でした。グランドにある4トントラックの周りのをユンボ君が除雪すると、雪の重みに絶えきれずフロントガラスにヒビが入っているのを発見。後回しになりがちなトラックの痛々しい姿…。



2月18日(土)

昨日降り続いていた雪が深夜にはあがり、朝になると気持ちのよい朝日が森に差し込んできました。粉雪で化粧した山の木々に朝日が当たると、何とも言えない美しさが広がっていきました。写真ではお伝えしきれないのが残念です。今日の降雪量「20cm」積雪「3m75cm」でした。今日はふわふわとした雪質でぴったりと体にまとわりつきます。積雪計を見に行くわだちの道からウサギが道路まで通った足跡がありました。新雪の跡を行くのは面倒だったのでしょうか…。



2月17日(金)

天気予報通り今日は雪となりました。この位の粉雪なら美しいし大歓迎♪とはいえ、あの豪雪の山場を乗り越えたからこそそう感じるのかもしれませんが…。今日の降雪量「6cm」積雪「3m59cm」でした。夜7時頃、「ゴトゴトッ」「ドドッ」と大きな音が近づいてきました。「おおぉ!到着?」カメラ片手に玄関へ出ると…月見亭の前にはアームが長くきれいなユンボがまるで城門のように立っていました。館長が3時間かけて赤倉からかりてきた雪害用ユンボ君が登場しました!美術館のユンボ君には悪いけど…5日間このパワフルユンボに頑張ってもらいましょう!!



2月16日(木)

今日も雨が降ったり止んだりを繰り返す一日となりました。この雨でぐっと雪もしぼみ固くなってきました。今日の降雪量「0cm」積雪「3m57cm」でした。週末には少し雪が降るとのことでしたが、寒波のようではないので一安心です。心なしか鳥たちのさえずりが多くなってきたように感じます。さて、今日の夕方釜だしをを行いました。陶工ララ氏の造り上げた素晴らしいテラコッタの数々が、焼き上がり釜から顔を出しました。



2月15日(水)

今日は霧で覆われた薄暗い朝を迎えました。この写真を撮った朝の時点ではまだ雨は降っていませんでしたが、日中は雨音とも雲上の雪融けとも言えない雨が降っていました。今日の降雪量「0cm」積雪「3m68cm」でした。そして今日も電柱に木が倒れた為停電がありました。雪は降っていないのですが…森の木々たちにとっても如何に大変な雪だったかを物語っているように思います。さて、今日ララさんがテラコッタ焼きを行いました。



2月14日(火)

今日は天気予報の通りとても暖かな一日となりました。積雪計へ行くグランドの脇道に沿ってウサギの足跡を発見!ここ数日で雪がぐっとしぼんで堅くなっていたこともあり、足跡が殆どついていませんでした。私たちが「しみわたり」出来るようになるのはもうしばらく先になりそうです…。今日の降雪量「0cm」積雪「3m10cm」でした。このままぐんぐん雪が溶ければ、美術館体育館の雪掘りをせずに済むのでありがたいです。さて今週末は「十日町雪まつり」が開催されます!震災から一年、今年は芸術的な雪上ステージ始め数々の雪のアートが見られます。



2月13日(月)

今朝は気持ちのよい快晴!グランドから美術館を見ると、青空の下に昨日下ろしたばかりの屋根が喜んでいるように思えました。今日の降雪量「15cm」積雪「4m10cm」でした。ユンボ君が相変わらず直らないまま、今日は隊員のみで美術館本館の裏側の雪掘りをしました。十日町市から赤倉・大池に借りる事が出来たユンボが18日、大池に助っ人に来てくれそうな方向です。我らがユンボ君が不調の今、大変嬉しいニュースです。



2月12日(日)

今朝は障子越しに外がいくらか明るく感じられたので晴れたかと思ったのですが…こまかい雪が霧のように舞っていました。そしてまたも4mの壁を越えてしまいました。今日の降雪量「30cm」積雪「4m10cm」でした。不調気味のユンボ君はバケットが動かなくなったため、仕事も出来ずとぼとぼと帰還。その後館長はユンボ君修理に精を出し、雪堀り隊員は元男性宿舎と美術館本館の雪掘りに取りかかります。美術館の雪掘りはこれが最後になればと願いつつ…



2月11日(土)

昨日の晴天でまたぐっと雪がしぼんでくれました。今日の降雪量「5cm」積雪「3m89cm」でした。今日は一日曇り空でしたが、夕方にちらついた雨がいつの間にか雪に。今日はアームが動かなくなりつつあり不調のユンボ君を先頭に大池の本村へ向かいました。ん?!あそこの電柱前より傾いているじゃありませんか!東北電力さんは春雪がとけてから直しますと仰っていましたけど、本当に大丈夫なんでしょうか…。さて、今日は孫吉さんのかやぶき屋根のお家の雪掘りをみんなで終わらせました。明日も再度本村へ向かいます。



2月10日(金)

今日は晴天です!これでもかという程の気持ちのよい青空が空一面に広がっています。今日の降雪量「14cm」積雪「4m10cm」でした。積雪計に陰が出来る程の太陽が朝からグランドをてらしました。雪で囲まれて薄暗くなっている美術館の中での作業を終えて、外に出ると目が開けられない程の眩しさで、一瞬頭がくらくらしました。一日で随分雪がとけていったように思います。明日はユンボ君とともに本村へ行く予定です。



2月9日(木)

昨日の夜外へ出てみると既に20cm程の雪が積っていました。その後もしんしんと降り続いたとみえて、今日の降雪量はなんと「45cm」!そして積雪は「4m15cm」でした。この雪でまたしても電線に木が倒れ、1時間程の停電がありました。日常的になったこの停電に今ではあまり驚かなくなってきました。昨日の雪掘りできれいになった七郎さんの家も、雪が積り、早くも屋根の軒の栄えが見えなくなりつつあります。さて日中降っていた雪が夜になってようやくあがり、月が顔を出し始めました。



2月8日(水)

落ち着いたかのように思えた天気も、昨夜からまた雪が降り始めもとの銀世界に戻りつつあります。今日の降雪は「7cm」積雪は「3m86cm」でした。さて、館長の東京出張が相次ぐ中、週末に向けて大池の本村での除雪作業もあり、ユンボ君の動ける日が限られてしまうことから、急遽7回目の雪掘りをする事になりました。な、なんと、今日一日で月見亭、七郎さんの家、元教員住宅、ワルリーハウス、そして倉庫の5軒の雪掘りが終了!凄すぎるっ!写真の教員住宅はもう2階から出入り出来るほどに積っています。



2月7日(火)

今日の降雪は「0cm」積雪は「3m98cm」でした。積雪を計った後で美術館の方へ目をやると…屋根先の雪が今にも落ちそうになっていました。こういった雪はとても危険です。町へ行くと、糸鋸のようなものがついた長い枝等を使ってこういった雪を落としている姿をよく見かけます。雪国で生活するには本当に多くの作業を必要とするのだと、今更ながら再認識させられます。さて、今日は日中雷が鳴り雨が降り続いていました。雪が落ち着いたことで、またもや雪崩の心配が出てきます。



2月6日(月)

氷点下37度の寒波が過ぎ去ってゆきました。どんよりとした曇り空が広がる中、眩しいほどの朝日が少しずつ顔を出し始めました。積雪計を計ると降雪量「27cm」積雪「4m16cm」。やはり今日もしっかり雪がしぼんでいました。先日ニュースで(独)防災科学研究所の一般公開で新潟県に降る雪は湿度を多く含み降った後では3倍も重さが増すと紹介していたのを思い出しました。12月、1月とすっかり変わった雪。この先も寒波はやってくるのでしょうか。



2月5日(日)

積雪計を計りに行くと、雪の降る中、雪雲の間から日の光が顔を出しそうな気配。昨日の天気予報が外れて、今日は雪が落ち着くのかもしれないと、少しほっとしたのですが…気がつくと1時間と経たぬうちに、そんな嬉しい気配もどこへやら、再び雪雲で覆われてしまいました。本日は降雪量「35cm」、積雪「4m15cm」でした。朝、もう次の雪掘りを始めても良いのではないかと話し合いが行われましたが、結局今日は室内作業をする事に決定。ワルリー画の描き手サダシさんとゴルカナさん、今日はこの冬体験したこの雪の森での生活を描き始めました。どのような作品が出来上がるか今から楽しみです!



2月4日(土)

大池の森に氷点下37度の寒波が直撃!今日も湿気の多い雪が「ばさばさ」と降り続いております。な、なんと1日の降雪量は「40cm」。降雪計を設置し始めてから初めての降りとなりました。降雪計を引き出すのも、まるで『おおきなかぶ』のかぶ抜きの光景のように一苦労。実際は40cmよりももっと多く降っていたと思われる程、ずっしりとした重みがありました。積雪も一週間ぶりに4mを超え「4m2cm」。ニュースによれば、新潟県は明日夜まで雪が降り続き、多い所では70cmの降雪を予想されているとのこと。明日の朝玄関の扉を開けるといったいどんな景色が広がっているでしょうか。



2月3日(金)

今日は節分の日。暦の上ではいよいよ立春がやってきて「春」が始まりますが…こちら大池の森では、週末に掛けて再び強い寒波が訪れるとのこと。現実の「春」はまだまだ先の話。外では梅の花が咲き始める頃でしょうか?全国から春の風の便りが聞けたらいいなと思う今日この頃です。さて、昨夜は月見亭の窓際の雪の間から、一時細く凛とした月が顔を出しました。まるで今日からの大雪を知らせてくれたかのように…朝から「しんしん」「ぼたぼた」と雪が降りしきっております。本日の降雪量「8cm」、積雪「3m71cm」でした。豆まきの勢いで、雪雲たちも飛んでいってくれないかしら。。。



2月2日(木)

朝になると、またしてもここは別世界になっていました。辺り一面銀世界!もっさりとした重たい雪が、止む事もなく、しんしんと降り続いていております。一昨日、冷たい冬風の合間をすり抜けるかのように、なま暖かい風が顔を掠めたのが嘘のよう。そして今日は久しぶりに「かんじき」が復活。恒例の朝の行事、シルバーを連れて積雪計を計りにゆく時、こうして淡々と、いったい雪がいつまで降り続けるのだろう。あと何回、雪掘りをすれば良いのだろうか。と、ついそんな事を考えてしまいます。本日の降雪量「35cm」積雪「3m74cm」でした。



2月1日(水)

夜の間雪がちらついていましたが、朝になるとほとんど融けており、降雪量「1cm」積雪「3m45cm」でした。今日はお昼には雪が本格的になり、その後降り続いております。本日は大池の本村にある元男性宿舎の雪掘りをする為、ユンボ君が雪崩の危険な道の雪をどかしながら向かいました。電柱が斜めになっていたり、雪が崖にせり出していたりするなか、なんとか本村までたどり着きました。一日がかりの雪掘りも無事に終了。今晩からまた寒波が来るとの事。その前に美術館、他6棟の雪掘りを全て終える事が出来て一同ほっとしています。







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