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スタッフ便り
・・・・最近のあれこれ・・・・
by T.S


  「ゴティプア舞踊団」(9月記)

 7月からほとんど間を空けず催しが入っている。7月はクチプディ舞踊団が来日公演した。彼らは麻布の通りすがりの女の子に「なんかあやしチックなバスだよね?」と意味不明な言葉で評された美術館のバスで東京・横浜等を回り、特に東京では今までにないほどの満員の中での公演であった。30日に彼らが帰国すると、8月は6日から埼玉の東鷲宮の郷土資料館で「インド伝統文化民族」展を29日まで開催した。私はワルリー画家のサダシ・ジヴヤ・マーシェさんと2人、鷲宮で部屋を借り、展覧会に通っていた。鷲宮は以前から舞踊団公演などで色々とお世話になっている所である。鷲宮の展覧会が終わって帰ってくるとすぐ、9月3日にはゴティプア舞踊団の14歳と16歳、18歳の五人を含む9名が来日した。彼らはすでに島根県にある熊野大社でまた、インド大使館、東京、横浜で公演を終えている。今後も千葉や福岡、新潟等で公演を行なう予定である。
 彼らは教員住宅という住居でワルリー画家の2人と突如やってきたランゴリー画の人と一緒に住んでいる。家の中では夜遅くまでかなり賑やかに騒いだりしている。この後、10月初めには福岡で合流予定のラージャスターン舞踊団12名も来日し、大池で暮らすとなると、さながら大池インド村になってしまうぐらいの大人数である。ゴティプア舞踊団とラージャスターン舞踊団も11月初めに帰国予定である。
 大池はまだ日中は蒸し暑いが、夜になると結構肌寒くなる。美術館前のグランドには無数の蜻蛉が飛び交っている。もうすぐ秋である。




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