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スタッフ便り
・・・・最近のあれこれ・・・・
by T.S


  「7月16日」

 5月に東京・横浜・千葉等で公演を行なったカタカリ舞踊団11名は30日に帰国した。7月には今度クチプディ舞踊団が来日公演する。それまで、しばらくの間は大池に舞踊団がいる騒がしさが消え、静けさが戻っている。
 6月に入り大池は雨が多くなっていたが、ここ最近晴れが続いている。大池はすっかり草木が生え緑に覆われている。鳥たちがさえずり、虫たちもたくさん飛んでいる。大池にも毎日多くの釣り人がやってきている。日光もだいぶ暖かくなってきていて、夏がもうじきである。しかし、この時期になると草刈りや屋根直し等の仕事が多くなる。草刈りは日曜にボランティアの人が2人来て手伝ってもらったおかげで、3日で終わらせることができた。屋根直しも雨が漏っている所あたりを見ても特にそれらしきものが見当たらないのでよく分からないことが多々ある。怪しい箇所をすべてコーキングしても違う所に空いていたらしく雨が降ると漏ってしまうので、なかなかやっかいである。
 美術館は模様替えを少々。といっても展示絵画が特に代わった訳ではないが、展示位置が大きく変わり整理され見やすくなっている。今後、数点絵画も増える予定である。

 7月2日、ワルリー画のゴルカナさんとサダシさんの二人が成田空港に到着した。二人の乗った飛行機は朝の8:55に着く予定だったので、前日の夜中1時頃長岡駅発の列車に乗り空港に向かい、7時頃に到着してみると到着予定時刻が14:55になっていた。のため、空港で7時間ぐらい待たないといけないことになったのである。ワルリーの二人に合流してから今度は新潟に戻らなくてはならない。東京から新幹線で行ったが、それでも美術館に着いたのは19時頃である。
彼らは美術館の二階にある制作室で絵を、今は小さな紙に描いている。ゴルカナさんは去年、三月に私が美術館に初めて来た時にも来ていて、「今月の一枚」にも出ている「月から雪の大地に落ちた枯れ葉」を描いた人である。今後、展覧会等でどんな絵が生まれるのか楽しみである。




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