第4回夏休み企画展
インド伝統民族文化展
会場鷲宮町立郷土資料館
2004年 8月10日(火) 〜 8月29日(日)

*展覧会チラシはこちらからご覧頂けます*





 最近、インド経済の話題が身近に聞かれるようになりました。インドのITが牽引する経済発展は「今世紀前半は中国、後半はインド」ともいわれるようになり、ヨーロッパほどの面積、人口10億5千万人の半分は20歳以下という潜在力。ソフトウェア・サービスの輸出は不況下にあっても年30〜40%の上昇。その受け入れ先は北米65%前後、日本2.4%の状況が3,4年続いている。私たちの周りにある製品、CDや家電などインドのソフトはいろいろな形で使われているが、世界標準的な大手の企業が中心でインドIT技術を活用。日本の地方・中小企業にまでは進展していない。欧米偏重の明治以来の文化的状況がその妨げのひとつになっていると思えます。また、他のアジア諸国と比べても留学生の数の少なさ、現実にはインドに直接に触れる機会は少なく、そのような意味でインドに直接触れる文化祭事は重要性を増しています。ミティラー美術館は国内の日印の文化交流の重要な基地として積極的な活動をしていこうと思っています。
鷲宮町では、平成12年以来、インド・アルナーチャルプラデーシュ民族舞踊、セライケラ仮面舞踊、ミゾラム民族舞踊、ラダック仮面舞踊、カタカリ舞踊劇、クチプディ舞踊の公演と、東鷲宮小学校でのワークショップを通した交流を積み重ねてきました。中でも、昨年、中央公民館で行われたカタカリ舞踊劇公演は、公民館始まって以来の多くの町民が鑑賞し、大成功しました。
新潟県十日町市の赤倉小学校と東鷲宮小学校は、長く学校、地域を含む交流を重ねてきました。鷲宮でのインドとの交流は、赤倉小学校と交流の中で積み重ね、育まれ、それは鷲宮インド文化交流会の設立へと発展しています。
会場で制作するアーティストは、インドの少数民族ワルリー族です。人口40万人のワルリー族はインドの500にもおよぶ少数民族、先住民族のひとつで、独自な文化、祖先崇拝、宗教、言語を持ちアイヌ文化にも共通しますが、自然への畏敬の念と共生の生活、そしてそこから生まれる独自な絵画を伝承しています。1970年代にインド政府の協力によりアートとして再生。
ミティラー美術館は、十日町市の森の中にある廃校の小学校を使った美術館ですが、日印文化交流の重要な基地として積極的な活動をしています。またミティラー美術館のコレクションは、ミティラー画とともにワルリー画の世界に類のない質と規模と評価されています。アート・イン・レジデンスによってインドの民族アートが当美術館を足場として新たな発展をしてまいりました。
今回はミティラー美術館のコレクションの中から、ワルリー族の絵画を中心にミティラー画やインパールの女性の陶工ニルマニ・デーヴィーの壺等、奥深いインドの民族文化を紹介しました。






開館時間:午前10時〜午後5時

入館料:無料

休館日:毎週月曜日、8月27日


会期中の催し
◇インド・ワルリー族のアーティストによる公開制作

◇ワルリー画を体験しよう!! 体験教室
 期日:8月14日(土)・21日(土) 午前10時〜12時
 定員:30名




◆アクセス◆
鷲宮町立郷土資料館
 鷲宮町5丁目33番1号
TEL: 0480(57)1200
鷲宮町ホームページ

最寄りの駅:東武伊勢崎線鷲宮駅より約1km


主催 鷲宮町教育委員会
協賛 鷲宮インド文化交流会 三国コカ・コーラボトリングM ミティラー美術館
後援 インド大使館 土師一流催馬楽神楽保存会 (財)日印協会



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