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2007年日印交流年の最終月となる12月の音楽舞踊公演として、インド政府文化交流評議会ICCRは、フュージョンで世界的に知られる「インディアン・オーシャン」のグループを派遣してコンサートを行いました。


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インディアン・オーシャンコンサートを終えて


日印交流年の日本でのインド祭に、一年間で30近い舞踊音楽グループが来日した。その最後の公演としてのインディアンオーシャンの公演は大成功だった。インドのロックバンドといっても、登場する4人のミュージシャンは、文化の土台をインドの根っこにおいていた。舞台左手のドラムセットを軽快に叩くアミットは、ベンガルの吟遊詩人バウルが使うアクタラという一弦琴を持ち出して、ステージ中央で、ビートをこの楽器でしか出せない音世界を弾く。ステージ右には、タブラバーヤというインド古典音楽の太鼓を中心に、いくつもの異なるドラムを叩くアシームは、インドの古典音楽や哲学、宗教、文化に造詣が深く、サンスクリット語の真言(マントラ)を中心とした曲も演奏する。サスミットのエレキギターは、世界標準的なテクニックを操り、旋律と和音、魂を感じさせるリードギターを奏でる。グループの音楽的な柱として彼もまた西洋のロックとは違うスタイルをもっている。メインボーカルのラフルは、ベースを弾きながら喋り、歌い、踊る。感性が豊かで、インド先住民から影響を受けたり、インドや世界の問題に対してメッセージを歌う。まさにロックミュージックだが、日本に来て、インド料理やマクドナルド、アメリカから発するファーストフードは食べたくないよと、ライフスタイルそのものを主張していく。グループの精神的な強さの支えともなるマネージャーや音響、照明、それぞれの担当者が独自なユニークさをもち、メンバーはみな平等だという信念を持って行動している。荷物を運んだり、片付けたりすることなど、日本人のボランティアスタッフと汗を流し、夜遅くまで日本人と交流したり。彼らの音楽や出会いを通して、新しいタイプの違うインド人、人間的な好感を多くの人がもったようだ。インド大使公邸でのコンサート(12月6日)では、インド大使館関係者や参加した在日インド人には、彼らが歌うヒンディーやベンガリーの曲に熱いものを感じたようだ。このようなグループが再度来日し、大学や日本各地を駆けめぐったら、日印の交流に新しい風を吹き込むのではないかと思えた。そこへ向けての今回のコンサートが序奏になったらいいなと思う。

(記:NPO日印交流を盛り上げる会代表 長谷川時夫)


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来日メンバー


1
 Susmit Sen
Guitar,Vocals
2
 Asheem Chakravarty
Tabla,Tarang,Other percussion and Vocals
3
 Rahul Ram
Bass Guitar,Vocals
4
 Amit Kilam
Drums,Gabgubi,Recorder,Other Percussion
5
 Dhruv.S.Jagasia
manager
6
 Samir Kriplani
sound engineer
7
 Nikhil Dutt
lights designer


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公演詳細&お申し込み



会場



赤坂区民センター [Akasaka-Kumin Center]
(東京都港区赤坂4-18-13 赤坂コミュニティープラザ内
TEL: 03-5413-2711



時間

開場 18:00 開演 19:00


定員

350名


入場料

参加費 2,000円(中学生以下無料)全席自由


主催:インド大使館、ICCR
共催:(財)日本テレビ放送網文化事業団、
NPO法人日印交流を盛り上げる会
後援:インド政府観光局、インド貿易振興局、
エア・インディア、(財)日印協会、











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チラシ


*拡大出来るチラシのPDFファイルのダウンロードは【こちら】*

公演チラシのイメージ写真

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お問い合わせ


公演についての問い合わせは
NPO法人日印交流を盛りあげる会事務局まで

新潟県十日町市大池 ミティラー美術館(月見亭)内
TEL:025-752-2537 / FAX:025-752-6076
Mail:info@mithila-museum.com


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主催等

主催
インド大使館、ICCR
共催
NPO法人日印交流を盛り上げる会、
後援
インド政府観光局、エア・インディア、インド貿易振興局、(財)日印協会
協力
「日印交流年」実行委員会
協賛






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